矯正治療中に歯の表面に白い斑点(ホワイトスポット)がみられる方がいらっしゃいます。
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ホワイトスポットの原因はいろいろあります。
虫歯の初期症状・乳歯に外傷・感染が起きた場合、生後数ヶ月の頃に病気・栄養障害、そして遺伝などが考えられています。
矯正治療中にできるホワイトスポットは、矯正装置が歯の表面に付くので歯磨きがしにくく、お口の中の衛生状態が悪化しやすいため虫歯の初期症状が起こっていることが多いです。
お口の中の衛生状態が悪いと虫歯菌が活発になり、虫歯菌の酸により歯のミネラル成分が溶け出し結晶構造が壊れていきます。この事を脱灰(虫歯)といいます。
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外傷や感染・遺伝でのホワイトスポットの予防は難しいですが、虫歯の初期症状は正しい歯ブラシの仕方やフッ素塗布などで進行を抑制することができます。
歯磨き:
矯正装置が付いている期間は、できるだけ毎食後歯磨きをするようにしましょう。装置が付いていることによって食べ物がはさまりやすくなります。
矯正装置や患者様のお口の中によって、歯磨きの指導は変わってきますが、治療開始前に汚れの付きやすい部分をしっかり確認し磨き残しを防ぐようにしましょう。また、初めて装置を装着した時は、慣れるまで鏡を見ながらしっかり汚れを落とすようにしましょう。
歯ブラシでなかなか汚れが落ちない場合は、ワンタフトブラシといった1本ブラシを併用しながら汚れのたまりやすいワイヤーの下や奥歯を磨いてみてください。
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フッ素塗布:
定期的にフッ素を塗布しましょう。
お口の中をしっかりブラッシングした後にフッ素を付ける事で歯の質を強くします。
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お家で使う歯磨き粉もフッ素入りの物をおすすめします。
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