医院のブログ

矯正治療中のトラブル・対処法

2024.02.16

歯が着色しやすい人 「7選」


  • お茶類に含まれるタンニンは歯を着色させやすく、一旦着色すると歯磨きではなかなか落ちません。コーヒーに含まれるカフェインは、歯を覆う被膜を着色させ、黄ばみの原因になります。
  • タバコのヤニは、一度こびりつくと歯医者でのクリーニングでも落とすのに苦労します。
  • 歯が着色しやすい人の特徴としては、普段から着色しやすい食べ物や飲み物をよく口にしていることが考えられます。歯が着色しやすい食べ物としては、カレーやミートソースなど色の濃いもののほかに、醤油やソースといった調味料も歯の着色汚れの元です。さらに色の濃いものだけでなく、豆腐などの大豆食品や青いバナナといったものも歯が着色しやすい食べ物と言われています。大豆製品に含まれている大豆イソフラボンは、ポリフェノールの一種なのですが、このポリフェノールが歯表面にあるペクリルと結合するとステインに変化するのです。
  • 歯並びがデコボコだと、歯ブラシが当たりにくい部分が出てきてしまいます。歯が引っ込んだ部分はあまりよく磨けないので、どうしても着色しやすくなります。
  • 唾液の持つ自浄作用は、歯の表面を洗い流す役割を果たします。ですが、何らかの原因で唾液の分泌が落ちると、食べ物や飲み物の色が歯の表面に停滞しやすくなります。ドライマウスというのは、唾液の分泌が落ちる、もしくはお口が外気で乾きやすくなっている状態を言いますが、加齢現象や、最近では「あまり噛まない食生活」、口呼吸といったことが原因で、若い人にも増えてきています。
  • 歯にプラスチックの詰め物やプラスチックを使用した被せ物が入っている場合、細かな傷がつきやすいプラスチックは着色もしやすいため、歯が黄色っぽく見えるようになります。
  • 歯石がついていると、そのざらついた表面に色素が絡みつきやすくなります。
  • 歯の着色汚れが気になる人は、まず生活習慣に問題がないか振り返ってみましょう。普段口にするものや、無意識でしている行動が原因となっていることがあります。
  • 自分に合った予防や対処を行い、悪化させないよう心がけましょう。